イースターメッセージ

2025年4月14日

2025イースターメッセージ

 

桜は満開になりましたが今年は暦の加減でご復活祭が遅く、4月20日です。「ご復活おめでとうございます」と言うにはまだ早いのですが、気分はすっかりイースターです。というわけで復活祭についてお話をしながらイースターメッセージに代えることにいたします。

復活祭は言葉通りイエス・キリストのご復活をお祝いするものです。ご誕生をお祝いするクリスマスと並んで、いやそれ以上に大きな教会のお祝いです。教会の暦ではこれから4月13日(日)に聖書にある通り、シュロの葉を手に取ってイエスのエルサレム入城をお祝いし、17日(木)には最後の晩餐の時のように洗足式(司祭が信徒の足を洗う)を行い、翌18日(金)には十字架にかけられたイエスを礼拝し、静かに祈りつつ一夜を過ごし、19日(土)の夜から復活祭を盛大にお祝いします。(ユダヤの暦では日没で日付が変わり、翌日になるので)

人であり神でもあるイエスの死を記念して祝うのは不思議に思われるかもしれませんが、主イエスの死(と復活)によって神の救いのわざが完成され、全人類が救われることになったのです。それ故イエスは最後に「成し遂げられた」とつぶやかれたのです。

十字架上で亡くなられたイエスは葬られ3日目(日曜)の朝によみがえられ、弟子たちや多くの人に現れ、40日後に昇天されたと聖書に書かれています。そして五旬祭(50日後)の日、弟子たちに聖霊が下り、教会活動が始動しました。

「死んだ人が復活するなんて信じられない」という人は今もいます。しかしイエスは人類の先駆けとして私達も死後、世の終わりには必ず復活することを身をもって示してくださいました。この復活の希望とそのしるしは何よりも私たちを力づけるものです。

ともあれ、ご復活おめでとうございます。おいしい卵料理をいただいて、生きる希望をいただいて「ハッピーイースター」と喜び合いましょう。

2025年4月5日   ヨハネ会理事長

 

 

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